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ファミペイ、電子回数券に対応へ 第1弾はファミマカフェ 10杯分買うと1杯分お得

» 2019年12月09日 18時24分 公開
[ITmedia]

 ファミリーマートは12月9日、モバイル決済サービス「ファミペイ」向けの回数券サービスを始めると発表した。2020年1月14日から、10個分の価格で11個分の商品を購入できる特典などを設けた電子クーポンを販売する。ユーザーは、電子マネーの残高を使ってアプリ内で購入でき、店頭で画面を提示して利用できる。

photo ファミマが「ファミペイ」向けの回数券サービスを始める

 ファミペイの利用を促進し、顧客がレジで待つ時間と、店員が接客とレジ打ちに要する手間を軽減する狙い。第1弾として「ファミマカフェ」向けにサービスを始め、他の商品への展開を検討する。

 ファミマカフェは「アイスコーヒーS」「ブレンドS」(ともに100円)、「アイスカフェラテM」(180円)、「カフェラテM」(150円)など多様なラインアップをそろえている(価格は全て税込)。ファミマは商品の価格帯に応じて、複数の回数券を展開する予定。

photo 電子回数券の第1弾はファミマカフェ

 回数券を1枚単位で、家族や友人などにプレゼントできるサービスも始める。贈る側はアプリ上で招待コードを発行し、他のユーザーにSNSなどで送信できる。受け取る側は招待コードをファミペイのアプリに入力すると商品を受け取れる。

【更新:2019年12月9日午後7時15分 当初は「プレゼントを受け取る際は『Famiポート』に招待コードを入力する必要がある」としていましたが、ファミリーマート広報から「仕様を変更した」との連絡があったため表記を改めました。】

 ファミペイは7月1日にリリース。開始から1日で100万ダウンロードを超え、7月31日に300万ダウンロードを突破した。その後ややペースが落ち、11月に400万ダウンロードを突破した。

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