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» 2019年12月18日 16時08分 公開

2019国際ロボット展:クルマからヒューマノイドに変形するロボ登場 動きはプログラミングで制御可能(動画あり)

クルマ型から人型に変形するロボット「Robosen T9」が「2019国際ロボット展」に展示されている。専用アプリでプログラミングし、動作を覚えさせられるのが特徴。人の呼び掛けに反応する機能も持つ。

[安田晴香,ITmedia]

 クルマ型から人型に変形するロボット「Robosen T9」を、中国のロボットメーカーrobosenが「2019国際ロボット展」(12月18日〜12月21日、東京ビッグサイト)に展示している。専用アプリ(iOSのみ)でプログラミングし、ダンスや二足歩行、腕立て伏せなど、さまざまな動作を覚えさせられるのが特徴。動き方のパターンは数万種類に上るという。

photo トランスフォームロボット「Robosen T9」(人型)
photo クルマ型の状態

 人の呼び掛けに反応して変形する機能も持つ。基盤に23枚のチップを使用し、人工関節に22個のサーボモーターを搭載することで、素早い処理能力と滑らかな動きを実現したという。本体サイズは240(幅)×150(奥行き)×360(高さ)ミリ。

photo 人からクルマへ変形1
photo 人からクルマへ変形2
photo 人からクルマへ変形3
photo 人からクルマへ変形4

 専用アプリでは、コードを書かなくても、事前に用意されたモジュールを組み合わせるだけで独自のアクションを作成できる。手や足といった大まかなパーツだけでなく、肩、肘、腿といった細かなパーツの動き方も制御可能。動きの複雑さに応じて、初級、中級、上級の3つの難易度を用意する。

photo 背面から充電可能

 Robosen T9が生まれた背景について、robosenの代表を務める陳小森さんは「クルマから人へ変形したり、呼び掛けに応じて動いたりと、楽しさとプログラミング学習を両立できる教育玩具を作りたいと思った」と説明する。中国では7月から販売し、約1万台を売り上げたという。

 価格は日本円換算で約5万〜6万円だといい、陳さんは「似ている商品では10万円を超えるロボットが多いが、価格を抑えられた点も特徴」と胸を張る。

 開発に9年かかったため、商品名の「9」は開発年数にちなんだそうだ。対応する言語は中国語と英語のみで、2020年3月の発売を目指して日本語版の開発も進めているという。

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