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» 2020年01月22日 07時15分 公開

荻窪圭のデジカメレビュープラス:キヤノンの“アソビカメラ”「insPIC REC」でどう遊ぶ? とりあえずシャッター押しちゃえ! (1/4)

キヤノンの「iNSPiC REC」は、ズームなし、モニターなし、その代わり防水で頑丈で小さくて気が向いたらシャッターを押しちゃえ的な、面白いカメラだったのである。

[荻窪圭,ITmedia]
四角い穴がファインダー代わりの斬新な「insPIC REC」(FV-100)

 スマートフォンに押されてコンパクトデジカメが売れなくなって、がんばってズーム倍率上げて、でもそればっかじゃいかんだろう、ってわけでもないだろうけど、その真逆のカメラがキヤノンから登場したのだ。

 ズームなし、モニターなし、その代わり防水で頑丈で小さくて気が向いたらどこでもなんでもとりあえずシャッターを押しちゃえ的なやつ。名付けて「アソビカメラ」こと、キヤノンの「iNSPiC REC」(型番はFV-100)だ。ちょっと名前が分かりづらいけど、キヤノンが展開してるスマホ専用ミニフォトプリンターが「insPIC」シリーズなので、そのカメラ版だ。

 2019年のカメライベント「CP+」で展示されて話題になったコンセプトカメラの1つ。あのときは「アウトドアアクティビティカメラ」、あるいは「ソトアソビカメラ」として展示されてた。

展示されていた製品

 それがこのたび、無事発売となったのである。

アクセサリ代わりにぶら下げられる究極のシンプルカメラ

 コンセプトは簡単。防水で頑丈で壊れなくてカラビナが付いててカスタマイズできて、安い。アウトドアに持っていって適当に撮りまくろうな感じだ。

 究極のシンプルカメラなので(そういえば、デジカメ黎明期にモニターを持たないトイカメラがあったなあ)、液晶モニターもなし。

 その代わり、カラビナになってる四角い穴を簡易ファインダーとして使える。

撮るときはこんな感じ。背面はダイヤルがあるだけのシンプルさ

 まあもちろん正確な構図ギメは無理なのだけど、そもそもそういうカメラじゃないのだ。

 背面のダイヤルを回してスイッチを入れて適当に撮りまくれ、なのだから超シンプル。

 露出補正? なにそれ。AF? なにそれ。である。

 知っておくべきは、写真モードでシャッターを押すと撮影できる。長押しすると連写できる(連写速度はけっこうのんびりの秒2コマだけど)。動画モードにすると動画を撮れ、一番端の動画と静止画が一緒になってるポジションにすると「普通に押すと静止画、長押しすると動画」になることくらい。あとはシャッターを押せばmicroSDカードに保存してくれる。

 なんか、このカジュアルさからいって、そのマルチモードだけでもよかったんじゃないかというくらい。

 ポケットにも入れなくていい。いつでもすぐ撮れるようにカラビナでベルトやストラップに引っ掛けておくのである。

このようにしてカラビナ的にぶら下げられる

 カラビナよりポケットに入れた方がすぐ取り出せるんじゃないかという気もするけど、そこはそれ。

 で、撮る。

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