エイベックスは2月5日、音声合成を扱う新会社「コエステ」を設立した。コエステは東芝デジタルソリューションズ(TDSL)が開発した音声合成技術「コエステーション」を活用したコンテンツに関連する事業を展開する予定で、3月上旬にはTDSLを引受先とする第三者割当増資を実施し、出資比率はエイベックスが80.01%、TDSLが19.99%となる。コエステーションのプラットフォームはTDSLから新会社に移管される。
エイベックスは新会社設立を「タレント・著名人のコエ(声)の新たなサービスを展開するため」と位置付けている。
コエステーションを使ったアプリはiPhoneとiPad向けに提供。最小で10個の文章を読み上げると話者に似た声の音声モデルを作成し、テキストを入力するとその声で読み上げる。
2019年7月に締結されたエイベックスとTDSLとの基本合意では、次のような活用例を提示していた。
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