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「Galaxy Z Flip」の超薄ガラスディスプレイ、YouTuberがツメで傷つける動画

» 2020年02月17日 10時23分 公開
[ITmedia]

 韓国Samsung Electronicsが2月14日(現地時間)に米国で発売した折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Flip」を、人気YouTuberのザック・ネルソン氏がさっそく購入し、JerryRigEverythingチャンネルで耐久テスト動画を公開した(記事末に転載)。

 ネルソン氏は「Galaxy S6」からの歴代Galaxyシリーズを含む多様なスマートフォンのディスプレイを様々な硬度のピック(先端がとがったツール)でひっかいてみたり、ライターで火を付けたりして耐久性を試すテストを動画で公開している。

 SamsungはGalaxy Z Flipのディスプレイは「Galaxy Fold」のプラスチックOLEDではなく、超薄型ガラス(UTG)を採用したと説明しているが、ネルソン氏のテストではプラスチック製ピックで傷がつき、ツメでひっかいただけでも傷が残った。

 flip ツメでも傷がついた

 ネルソン氏は、「ツメで傷がつくのではガラスとは呼べない」と語った。この動画についてThe VergeがSamsungにコメントを求めたところ、「Galaxy Z FlipにはGalaxy Foldと同様に、UTGの上に保護層がある」と説明した。つまり、傷はガラスではなく、その上の保護層についたということだ。

 Samsungはまた、Z Flipのディスプレイ交換サービスを提供する予定があると語った。少なくとも米国では、Z Flipの購入者に対し、1回だけ119ドルで交換するという。さらに、Z Flip専用のディスプレイプロテクターも提供するプログラムを準備しているという。


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