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» 2020年02月18日 07時00分 公開

データサイエンスな日常:飲み会の帰り道での孤立に、AR シミュレーションで立ち向かう (1/3)

会社の飲み会の帰り道で孤立してしまったら――データサイエンティストの筆者が、日常の気になるネタをデータサイエンスしてみる。

[篠田裕之,ITmedia]

 年末年始の忘年会・新年会ラッシュが落ち着いたかと思えば、早くも歓送迎会のシーズンが近づいてきた。

 多くの人にとって、「飲み会でいかに孤立しないか」は重要なことだろう。私は2015年に、飲み会で孤立しないための最適な席の選び方を考察した。興味のある方は一読してほしい

 あれから5年。

 問題は解決されたかに思えた本件は、実はまだ大きな課題を残していた。それは「飲み会の帰り道での孤立」である。そこで今回は、飲み会の帰り道での孤立に、ARシミュレーションで立ち向かってみたい。

連載:データサイエンスな日常

世の中は解き明かされていない謎にあふれている? データサイエンティストの筆者が、日常生活で気になるさまざまなテーマに着目し、独自の視点で分析・考察。データサイエンスを駆使して、さりげない日常のネタを大真面目に追究する。

(編集:村上万純)

「飲み会の帰り道での孤立」とは何か

 読者の方々は、飲み会の帰り道に下図のような経験をしたことはないだろうか。

飲み会の帰り道での孤立の図

 私はよくある。

 集団で歩行する場合、人は1列に横並び、縦並びになるわけではなく、道幅に応じて、小グループに分かれることが多い。

 手際よく、帰り道で話す相手が決まればよいが、タイミングや話題にのれず、どのグループの会話にも参加できなかった場合、居酒屋から駅に向かうまで、1人で過ごすには長い時間を耐え忍ぶことになる。残念なことに、飲み会中にそれなりに会話ができた人でも、この事象はしばしば発生してしまう。

 人間は、練習することで多くのことを改善できるが、飲み会の帰り道で孤立しない練習をするには、多くの飲み会に参加しなければならず、心理的にハードルが高い。

 そこで、スマートフォン用のARアプリを作成し、飲み会の帰り道をシミュレーションしてみようと考えた。

筆者が作成したスマートフォン用ARアプリの利用画面

飲み会の帰り道のARシミュレーション

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