LINEは3月2日、機械学習エンジニアなどAIに詳しい技術者の採用を強化する方針を示した。2021年中をめどに、現在の約2倍となる200人規模に拡大する考え。人材を確保し、AI技術を活用したサービスの実用化を早めるという。
21年中をめどに、新たに約100人のAI技術者を採用する計画。これまでAI技術に関する組織は事業ごとに分かれていたが、3月からは1つに集約。AI技術者が集まる組織とAI関連サービスの各部署との連携を強化する。
募集職種は、画像処理や自然言語処理、音声処理といった分野のエンジニアや、データサイエンティストなど8種。機械学習チームのプロジェクトマネジャー、プロダクトマネジャーも募集する。
LINEは19年6月にAI技術を外販する「LINE BRAIN」を始めるなど、AI関連の事業を強化している。技術者の採用や組織間の連携を強化し、AI技術の早期実用化や、大規模データの活用によるサービス価値の向上などを目指す。
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