米Facebook傘下のInstagramは3月24日(現地時間)、一連の新型コロナウイルス感染症対策を発表した。感染拡大防止のため外出を控えるユーザー同士がInstagram投稿を一緒に見ながらビデオチャットする機能などだ。
この同時視聴機能を使うには、ビデオチャットを開始すると左下隅に表示される写真アイコンをタップし、表示される投稿一覧(自分が保存したり、「いいね!」したりしたもの)から一緒に見たい投稿をタップして選ぶ(下画像中央)。選んだ投稿が画面上部に表示され、その下にチャット中のメンバーが引き続き表示されるので、同じ投稿を見ながらチャットを続けられる(下画像右端)。
新型コロナウイルス関連の検索結果に、世界保健機関(WHO)や保健機関からのリソースを紹介するメッセージが表示されるようになる。また、フィードのトップにWHOなどへのアクセスを促すメッセージも表示している。
一方で、信頼できる保健機関を除く新型コロナウイルス関連アカウントを「おすすめのアカウント」から削除し、「発見」タブでも表示しないようにした。
日本でも「寄付」スタンプが利用できるようになり、さらに、新型コロナウイルス対策支援のために寄付できるコーナーが開設される。寄付スタンプは、ストーリーに表示することで、自分が支援する団体への寄付を友達に促せるスタンプ。ストーリーを見た友達がこのスタンプをタップすると、投稿者が指定した団体に寄付できる。
「おうち時間」スタンプは、英語では「STAY HOME」スタンプになっており、家で過ごすことを推奨するためのものだ。このスタンプはソーシャルディスタンス実践についてのストーリーで使われることが前提になっており、スタンプを使うと共有されたソーシャルディスタンス関連ストーリーズに追加される。
Instagramの親会社であるFacebookは、新型コロナウイルス関連の取り組み情報を特設ページで更新中だ。
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