台湾の天才IT大臣、医療用マスクを家庭で消毒する方法を日本向けに紹介
台湾のデジタル担当政務委員(デジタル大臣)である唐鳳(オードリー・タン)氏が、新型コロナウイルスの感染が拡大している状況を踏まえ、使い捨ての医療用サージカルマスクを家庭で消毒し、再利用する方法を動画で紹介。日本語テロップと吹き替え音声を加えた動画も公開し、日本のネットユーザーの間で話題になっている。
紹介しているのは、台湾の「電鍋」(Traditional Electric Rice Cooker)を使った消毒方法だ。電鍋の内鍋に使用済みマスクを広げ、水を入れずにふたをする。スイッチを入れて8分間加熱すれば、再利用できる「乾蒸し(からむし)マスク」になるという。
電鍋は日本ではなじみの薄いアイテムだが、オードリー氏は日本のTwitterユーザーの質問に答え、「温度が110度程度なら大丈夫。ただし、温度を測っていない機器は要注意です」としている。また、「この方法が使えるのは、室外や感染リスクの低い場所で使用された、破損や汚れのないサージカルマスクのみ。消毒は3回から5回が限界です」と補足した。
電鍋は1台で炊く、蒸す、煮るなど多彩な調理をこなす台湾では一般的な調理家電で、日本でも台湾の大同電気が販売している。なお、同社の大同電鍋は1960年に東芝との技術協力によって開発したものだという。
オードリー氏は、12歳からプログラミングを学び、19歳のときに米シリコンバレーで起業。米Appleのコンサルタントなどを務めた後、2016年に35歳という若さで入閣した“天才プログラマー”として知られている。最近では東京都の新型コロナ対策サイトに改善提案を出し、日本でも大きな話題になった。
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