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新型コロナ専門家有志の会が「note」開設 正しい一次情報を発信

» 2020年04月06日 12時02分 公開
[ITmedia]

 新型コロナウイルス感染症の専門家からなる有志の会は4月5日、ピースオブケイクが運営するコンテンツ配信サービス「note」での情報発信を始めた。正しい一次情報などを確認できるようにすることで、一人一人の行動変容を促したいという。

 「新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会」は、政府の新型コロナウイルス感染症対策本部の専門家会議で副座長を務める尾身茂氏を中心に、専門家21人で構成。尾身氏は5日に公開した「全世代の皆様へ」という投稿で、「コロナと戦うための知恵を皆様に直接お伝えし、連帯を強めたい。そう考えでこのWebサイトを開設した」と説明している。

「新型コロナウイルス感染症に関する専門家有志の会」のメンバー

 noteでは、(1)今伝えたいことを分かりやすく発信すること、(2)信頼できる情報ソースを集約すること、を目指すという。その上で、読者にはアカウントのフォローや、情報の拡散をするよう呼びかけている。

 また、「#うちで過ごそう」「#感染時に備えよう」「#戦う相手は人ではなくウイルス」という3つの考え方をシェアしてほしいとしている。それぞれの詳細については、「いま、拡散してほしいこと(4/5現在)」と題する投稿で確認できる。

 ピースオブケイクは、有料の法人向けプラン「note pro」を有志の会に無償提供している。

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