ヨドバシカメラは4月14日、新型コロナウイルスの感染拡大を受け、同日から東京都、神奈川県、大阪府などの計16店舗を臨時休業すると発表した。政府が緊急事態宣言を発令し、地方自治体が大規模な商業施設に休業を要請したため。残る7店舗は時短営業を続ける。
同社では4月7日に「マルチメディア横浜」で販売員の感染が発覚。10日から同店舗を臨時休業とした他、その他の全店舗で時短営業を行っていた。臨時休業の対象を拡大することで、顧客と従業員の安全を守るとしている。
臨時休業する店舗は、マルチメディア横浜の他、「新宿西口本店」「マルチメディア新宿東口」「アウトレット京急川崎」「マルチメディアさいたま新都心駅前店」「マルチメディア梅田」「マルチメディア博多」など。
ただし、マルチメディア横浜を除く対象店舗は、臨時休業中も、顧客対応用カウンターの営業を継続。顧客がECサイト「ヨドバシ・ドット・コム」で購入した商品や、修理が完了した商品の受け渡しなどを行う。営業時間はいずれも午前9時半または10時から午後7時まで。
時短営業を続ける店舗は、「マルチメディア札幌」「マルチメディア仙台」「マルチメディア京都」「マルチメディア名古屋松坂屋店」など。営業時間はいずれも午前9時半または10時から午後7時まで。
臨時休業中の店舗の営業再開日と、時短営業の終了時期は未定。政府や地方自治体からの休業要請や情勢の変化を考慮し、さらに営業形態を変更する可能性もあるという。
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