新型コロナウイルス感染拡大の影響でネット通販の需要が高まっている。ECサイトの「Yahoo!ショッピング」が4月14日に公開した注文数ベースの「売れ筋食品」調査によると、缶詰やカップうどんなどの保存食が2019年の3月に比べて3倍以上に伸びた他、ホットプレートやベーキングパウダーなど巣ごもり消費とみられる商材が売れているという。
1月下旬から3月下旬までの推移では、政府が全国の小中学校と高校の臨時休校を始めた2月下旬と、東京都が週末の外出自粛を要請した3月下旬の2回ピークができた。
このうち3月の注文数は、缶詰が19年3月に比べて約3.4倍、インスタントうどんは3倍、ご飯にかけるだけのレトルト食品(丼もの)は2.8倍など保存食や常備食が好調だった。
長期に渡る休校とテレワークなどで家にいる時間が増え、巣ごもり消費と見られる動きも出ている。例えば家族で囲めるホットプレートは昨年比1.7倍、発泡酒は2.1倍、パンやお菓子作りに使うベーキングパウダーは3.4倍になっている。
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