タニタは4月24日、プレイステーション4(PS4)用のゲームコントローラー「ツインスティック」を一般販売すると発表した。2018年に2度目のクラウドファンディングで製品化に成功し、話題になった「電脳戦機バーチャロン」用コントローラー。5月31日まで三和電子のECサイトで注文を受け付け、9月末から順次発送する。価格は6万500円(税込)。
セガゲームスのゲームソフト「電脳戦機バーチャロン×とある魔術の禁書目録 とある魔術の電脳戦機」に対応する。同じくPS4版が配信されている「電脳戦機バーチャロン マスターピース1995〜2001」についても違和感なく操作できる形状にこだわった。
価格は18年当時より高価になった。タニタでは、「生産工程の見直しなどコスト削減を図ってはいるが、クラウドファンディング時と同一の製品クオリティーで提供するため(値上げした)」と説明している。
バーチャロンファンだったタニタの谷田千里社長が新作発売を知り、専用コントローラーの開発に手を上げたのが18年春。開発費用を募るため夏に実施したクラウドファンディングは不成立となったが、目標金額を下げて秋に再挑戦し、製品化した。19年冬には増産のためのクラウドファンディングも成功している。
タニタによると、クラウドファンディング終了後も一般販売を望む声が多く寄せられており、3度目の生産を決めたという。谷田社長は「これがツインスティックを手に入れられるラストチャンスです。買い逃した方々へのご連絡をお願いします」と動画メッセージで訴えている。
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