「Classi」のサービスにログインできず、試験が受けられない――Classi(東京都新宿区)が提供する教育機関向けSaaS「Classi」について、Twitter上で5月7日午前8時30分ごろからこのような報告が相次いでいる。ClassiのWebサービスやスマートフォンアプリ(iOS/Android)の各種機能で、つながりにくい状態が続いている。
Classiは2500以上の高等学校で116万人が使っているとされる教育プラットフォーム。動画教材の配信や教師と生徒間の連絡、学習の記録付けなどができる。
生徒は、Classiのアプリを通して課題を提出したり試験を受けたりすることもある。学校によっては新型コロナウイルスの影響で休校の延長が決まり、ゴールデンウイーク明けでオンライン教育のみを再開する動きもある中で、Twitter上では「課題が提出できない」「試験が受けられない」など不満の声が上がり、「Classi」が一時トレンド入りした。
Classiは7日正午、原因究明とサービスの復旧作業を行っていると発表したが、午後3時時点でClassiの全てのサービスで遅延が続いている。
Classiでは4月上旬から、午前8〜12時ごろにサービスに接続しづらくなる状態が続いている。4月上旬には、第三者による不正アクセスを受け、約122万人分のユーザーIDなどが流出した恐れがあると発表していた。
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