Innovative Tech
11キーを両親指で操作する新キーボード配列「Senorita」 カリフォルニア大学が開発
Innovative Tech:
このコーナーでは、テクノロジーの最新研究を紹介するWebメディア「Seamless」を主宰する山下裕毅氏が執筆。新規性の高い科学論文を山下氏がピックアップし、解説する。
カリフォルニア大学マーセド校の研究チームは、モバイルデバイス向けの新たなソフトウェアキーボード配列「Senorita」を開発した。
このキーボード配列は、11個のキーで構成される。上部のキーには、それぞれ5文字(上段1文字、下段4文字)が印字されたアルファベットキー8個、その下に「NEXT」「SPACE」「BACKSPACE」のキー3個が配置されている。QWERTYキーボード配列に比べ、キーの数が少ないのが特徴。キー1個当たりの面積が広く、押し間違いが起こりにくい。
入力方法は、左の4つのキーを左の親指で、右の4つのキーを右の親指でタップする。上段のアルファベットは、1回のタップで選択できる。下段のアルファベットは、1回目の長押しタップで再表示される下段のアルファベットを逆手の親指でタップすると選択できる。
1回目に「I」を長押しすると、逆側に下段のアルファベットが表示される。右の親指でタッチし選択する。
タブレットなどの大きな画面では、両サイドに分割し表示する。
Senoritaの入力速度を計測する実験は、20~31歳の10人で行われた。結果は、スマートフォンで平均14wpm(1分当たりの入力単語数)、タブレットで平均9.3wpmを達成した。
視覚障害者(低視力および盲目)を被験者とした実験も行った。結果は、低視力者で5.8wpm、盲目の方で3.7wpmを達成、QWERTY配列キーボードのパフォーマンスを上回った。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
この記事の著者
関連記事
こんなメディアも見られています
ITmedia NEWSに関連する情報をお探しであれば、こちらのメディアもお役に立てるかもしれません。
SpecialPR
本日の新着記事
アクセスランキング
-
1
“新しいITパスポート試験”のサンプル問題が公開に シラバス案も 新たな出題範囲は?
-
2
個人開発のオンライン将棋「飛角」終了 「ほとんどがBOT対局、人同士が成立しない」状況に
-
3
福島大がネット動画に苦言、学歴YouTuberの“放射能いじり”念頭か 「尊厳傷つけることあってはならない」
-
4
「pixiv」「note」「ガルちゃん」などが国指定の“大規模プラットフォーム”に 誹謗中傷への迅速対応求める
-
5
「よりによって月末に」 サイボウズ「kintone」「Garoon」などで2時間にわたり障害
-
6
ティム・クック氏、Apple CEOとしての最後の日にメッセージ 「一生に一度の特権だった」
-
7
生成AI画像はなぜ“キショい”のか 消費者が抱く違和感の正体 広報のプロが解説
-
8
東大、「価値創造学部」新設へ 27年秋入学、授業はすべて英語
-
9
「NERV防災」緊急地震速報のカウントダウンをロック画面に表示 リアルタイム更新通知に対応
-
10
ソニーミュージックのVTuberプロジェクト「VEE」終了 5年で幕「事業継続困難」
ITmedia NEWS SNS
インフォメーション
注目情報をチェック
ITmediaNEWSをフォロー
あなたにおすすめの記事PR