COVID-19(新型コロナウイルス感染症)対策でソーシャルディスタンスを保つためのウェアラブルデバイス「Safe Spacer」を、イタリアの楽器メーカーIK Multimediaが開発した。工場、倉庫、オフィスなどでの利用を想定している。
Safe SpacerにはiPhone 11にも採用されている、測位精度が高い無線技術のUWB(Ultra Wideband)チップを搭載。他のSafe Spacerが6フィート(約2m)以内に近づくと、振動、光、音で警告を発する。
機械学習により、6フィート以内に近づく人の動きを予想し警告する機能もある。
リストバンド、ストラップ、キーホルダーに取り付けられる。防水仕様で液体スプレーや紫外線による洗浄、消毒が可能。
IK MultimediaはDTM用MIDIキーボード、マイク、ギター用オーディオインタフェース、モニターマイクなどを開発、製造している。工場は新型コロナウイルス 感染症患者が多く発生したイタリアにあり、自社内でのニーズからSafe Spacerを開発したという。2020年第3四半期に99ユーロで発売予定。
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