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» 2020年05月20日 19時50分 公開

ANAが物流用ドローン開発へ 市街地の目視外飛行ができる機体を物流インフラに

ANAホールディングスはエアロネクストと共同で、物流用ドローンの開発に向けた業務提携を結んだ。両社の知見と技術を組み合わせ、市街地の目視外飛行ができる機体を共同開発する。

[谷井将人,ITmedia]

 ANAホールディングス(HD)は5月20日、ドローンの設計を手掛けるエアロネクスト(東京都渋谷区)と、物流用ドローンの開発に向けた業務提携を結んだと発表した。ANAHDが持つドローン運航に関する知識と、エアロネクストの機体設計技術を組み合わせ、操縦者が目視をしなくても市街地を飛行できる機体を共同開発する。

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 トラックなどによる陸上輸送が難しい場所に生活物資や医薬品などを届けられる品質を目指す。ANAHDは機体の整備や運行管理に必要な機能などの知見を提供。エアロネクストは物流用ドローン「Next DELIVERY」の開発で培った技術を提供する。

 Next DELIVERYは従来のドローンとは異なり、運搬中に荷物が傾かないよう、飛行に関わる部分と荷物を積み込む部分を分離させる設計。機体の重心を最適化して飛行の安定性や機動性などを向上させる技術「4D GRAVITY」も搭載している。

photo 4D GRAVITY搭載ドローン

 今後は実証実験を始める他、国内外のメーカーとも連携して物流用ドローンの量産を行う。将来は物流インフラとしてドローンの普及を目指すという。

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