米Microsoftは5月21日(米国時間)、同社が1983年にリリースしたBASICインタープリタ「GW-BASIC」をオープンソースとしてGitHubで公開したとWindows Command Line公式ブログで明らかにした。
同社は2019年にMS-DOSバージョン1.25と2.0をGitHubでオープンソース公開しており、それ以来、同社の最初の主力製品であったMicrosoft BASICの公開を求める要望が強かったという。
GW-BASICはIBM PC/XT用に移植された、Microsoft BASICの派生系の一つ。Greg Whittenの頭文字を取った(BASIC開発リーダーだった)、Gee Whiz(スゲー、ウヒョー)を略した、Gates William(ビル・ゲイツの名前と姓を入れ替え)から取ったなど諸説ある。ソースコードは当時のIntelプロセッサ、8088向けにアセンブラで書かれている。
「ちょっと待って、Cのソースコードははどこ?」とのFAQに、「Cのソースコードなど存在しない。70〜80年代の多くのソフトウェアやMS-DOSのソースコードがそうであったように、GW-BASICも100%アセンブリ言語で書かれたものだ」と回答している。
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