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» 2020年05月27日 09時00分 公開

コロナ禍でもネットでミュージシャンが生き残る方法 SoundCloud、BandCamp、YouTubeのメリットとデメリット(3/4 ページ)

[Masataka Koduka,ITmedia]

Bandcamp、Ujo Music、YouTube

 その他の収益化対策を見てみると、音楽プラットフォームBandcampが1日の売り上げを全てミュージシャンに還元したり、毎週金曜日のレベニューシェアを免除したり、ミュージシャン救済に積極的であることが報道されている。しかし自分も参加しているベルリンのバンドの幾つかがBandcampで音楽配信を行っているが、「基本、Bandcampはお金払わなくても聴けちゃうので、全然もうかってない」とバンドリーダーは嘆いている。

photo Bandcamp

 また、筆者は実際に関わったことがないのだが、「音楽配信とブロックチェーンの融合」「仮想通貨により最もミュージシャンへの還元率が高い」と話題になっているUjo Musicもミュージシャン活動収益化のための一選択と見ることができよう。

photo Ujo Music

 コロナ危機でコンサートが全キャンセルとなった3月中旬、ベルリンミュージシャンのSNSにて、「#FollowYouFollowMe」という運動があった。YouTubeでは、フォロワー1000人を突破してからやっと、収益化のチャンスが与えられるという制約があるので、“失業”したミュージシャン同士でフォローしあって、1000フォロワーを実現しようとするものであった。結局、その運動から喜びの声を筆者は聞いたことがないのだが、SoundCloudなどの救済策は、現在のYouTubeにおける収益化のハードルの高さから来ているものなのかもしれない。

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