米Googleのセキュリティ担当ディレクターが6月4日(現地時間)、個人のTwitterアカウントで、中国のサイバー攻撃グループが民主党のジョー・バイデン議員の選挙キャンペーンスタッフを、イランのサイバー攻撃グループは共和党のドナルド・トランプ大統領の選挙キャンペーンスタッフをそれぞれターゲットにしているとツイートした。今のところ侵害された形跡はないという。
セキュリティ部門脅威分析グループでディレクターを務めるシェーン・ハントリー氏は、ターゲットにされたユーザーに警告を送り、連邦法執行機関に報告したとしている。
米国では2016年の大統領選で中国やロシアなどによる介入が選挙結果に影響したとされている。
Googleは2月、米国の大統領選の候補者およびそのキャンペーンチームに同社のセキュリティ製品を無償で提供すると発表した。
Googleも政治広告ポリシー変更 ターゲティングの制限強化やディープフェイク禁止など
Facebook、2020年米大統領選に向けたフェイク情報対策などを多数発表
イラン政府関連サイバー集団が米大統領選関係者の複数アカウント攻撃とMicrosoft
米司法省、選挙介入疑惑でロシア人の訴追を発表Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR