ITmedia NEWS > 社会とIT >
ニュース
» 2020年06月11日 12時42分 公開

NEC、画像解析でソーシャルディスタンシングを可視化する技術

NECは、駅や空港、店舗などに設置されたカメラ映像を解析し、人と人との十分な距離(ソーシャルディスタンシング)が保てているかをリアルタイムに可視化する技術「ソーシャルディスタンシング判定技術」を開発したと発表した。

[ITmedia]

 NECは6月11日、駅や空港、店舗などに設置されたカメラ映像を解析し、人と人との十分な距離(ソーシャルディスタンシング)が保てているかをリアルタイムに可視化する技術「ソーシャルディスタンシング判定技術」を開発したと発表した。

画像 解析結果の例
画像 「密集度」も判定できる
画像

 例えば、人と人との距離を2メートルに設定すると、映像内の各人物に半径1メートルの円を描き、円が重なっている場合には赤色で表示する。赤色の円の割合を計算することで、「ソーシャルディスタンシング指数」(密集度)をリアルタイムに示すこともできる。

 カメラの映像は、遠い人物は小さく、近い人物は大きく写るため、従来の技術では、カメラごとの事前調整が必要だった。新技術では、場所と大きさの関係を計算し、人と人との距離を高精度に判定。既設カメラの映像でも事前調整の必要なく、すぐに解析できるという。広範囲の解析にも対応しており、屋外のオープンスペースに設置したカメラの映像も利用できる。

 解析結果を施設管理者が確認し、密集を避けるよう誘導したり、施設の密集度をデジタルサイネージに表示し、来訪者がチェックする、といった使い道を想定する。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.