総務省は6月23日、通信技術を宇宙空間で活用するための議論を行う「スペースICT推進フォーラム」(仮称)を7月1日に設立すると発表した。情報通信研究機構(NICT)と宇宙航空研究開発機構(JAXA)が主導し、関係企業や団体などが参加する。
参加するのは宇宙に関係する団体、人工衛星などの機器メーカー、通信事業者、大学など。国内外の最新技術動向の情報共有、研究者や企業などの連携強化、衛星通信に関する戦略の検討を行う他、人材の育成も目指す。
総務省は世界的に衛星通信の高度化、活発化が進んでいるとして、「日本の取り組みの方向性などを議論していくことが有意義」と、関係機関の連携強化が重要との見方を示した。
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