ソフトバンクロボティクスと福岡ソフトバンクホークスは7月6日、福岡PayPayドームで行うホークスのホームゲームで、米Boston Dynamicsの犬型ロボット「Spot」とソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」が一緒にダンスを披露すると発表した。7月7日から31日までの試合で実施する。
レフトスタンドに特設ステージを設け、7回裏の攻撃前に球団歌「いざゆけ若鷹軍団」に合わせてSpotとPepperがダンスを踊る。またPepperは、ホークスの選手がホームランを打つとマスコットキャラクターやダンス&パフォーマンスチームの「ハニーズ」と一緒に「熱男ポーズ」をするという。
プロ野球は、新型コロナウイルス感染拡大に伴う緊急事態宣言が全国で解除されたことを受け、例年より2カ月半遅い6月19日に開幕。Pepperはホークスの開幕3連戦(無観客試合)でも“感染リスクのないファン代表”として球場で応援した。
Boston Dynamicsは、マサチューセッツ工科大学(MIT)の教授だったマーク・レイバート氏が1992年に設立したロボティクス企業。2005年にDARPA(米国防総省国防高等研究事業局)の出資を受けて開発した四足歩行ロボット「BigDog」で一躍有名になった。2013年にはAlphabet(Googleの親会社)傘下となったが、17年にソフトバンクグループが子会社を通じて買収した。
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