ITmedia NEWS > 社会とIT >

ホークスのロボット応援団が「気持ち悪いけど好き」と話題に ソフトバンクは「素直にうれしい」

» 2020年07月08日 14時50分 公開
[谷井将人ITmedia]

 ソフトバンクが7月7日に行われたプロ野球公式戦「福岡ソフトバンクホークス対東北楽天イーグルス」に導入した“ロボット応援団”の応援が、Twitter上で「ディストピア感」「癖になる」と話題だ。

photo

 福岡ソフトバンクホークスとソフトバンクロボティクスは7日から、新型コロナウイルスの影響で無観客試合となっているプロ野球の公式戦を盛り上げるため、ロボット応援団を導入。外野席スタンドに設置したソフトバンクロボティクスの人型ロボット「Pepper」と米Boston Dynamicsの犬型ロボット「Spot」がダンスを披露した。

photo

 Pepperは福岡ソフトバンクホークスのユニフォームを着て、応援歌に合わせて手を振って踊りながら応援をした。Spotはチームのキャップと旗を着け、サイドステップを踏んだり、頭や腰を回したりと、足を使ってPepperとは違う動きを見せた。

 Twitterでは、ダンスの映像を見た人々から「ディストピアだ」「気持ち悪いけど好き」「これからも続けてほしい」などの反応が上がった。

 ソフトバンクロボティクスはこの反応について「多くの人にパフォーマンスを見てもらえて素直にうれしい。今後もロボットを活用した取り組みを続けるのでぜひ注目してほしい」とコメントしている。

 PepperとSpotによる応援は、7日から31日までに福岡PayPayドームで開催する福岡ソフトバンクホークス公式戦の全16試合で実施する。

 プロ野球は新型コロナの影響で例年より2カ月半遅れとなる6月19日に開幕。感染拡大防止のため、当面は無観客での試合実施を続ける。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.