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「センチメートル級測位サービス」個人向けに提供 ドローンの自動航行など向け

» 2020年08月07日 14時36分 公開
[ITmedia]

 ソフトバンクの子会社で、位置補正情報の生成・配信事業を行うALESは8月7日、誤差数センチの測位をするための補正情報をリアルタイム配信する「センチメートル級測位サービス」の個人向け提供を始めた。農業用トラクターなどの自動運転や運転アシスト、農薬散布のためのドローンの自動航行などでの活用を想定している。年額3万6000円(税別)。

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 ソフトバンクの独自基準点(固定局)が受信した信号などを基に、「ALES配信システム」で補正情報を生成し、顧客のGNSS(衛星測位システム)受信機(移動局)に、インターネット経由で補正情報を配信する。この補正情報と、GNSS受信機が受信した信号を活用して測位することで、誤差数センチメートルの高精度な測位が可能になるという。

 ソフトバンクの独自基準点は全国3300カ所以上に設置されているため、ユーザーが自身で基準点を設置する必要なく、全国ほとんどのエリアで手軽に補正情報を受信できるとしている。

 サービスの利用には、RTK測位対応のGNSSアンテナやGNSS受信機、Ntripクライアントアプリ、インターネット接続が可能な通信端末が別途必要。

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