ソフトバンクは、LPWA(Low Power Wide Area)の一種「LTE Cat.M1」に対応したGPSトラッカー「どこかなGPS」(ZTE製)を2020年2月下旬以降に発売する。衛星測位システムの信号を利用する小型デバイスで、子供のランドセルなどに入れておけば、保護者はスマートフォンでいつでも居場所を把握できる。
サイズは約47×47×15.5ミリ、重量は約34グラムと薄型軽量で、防水(IPX7)と防塵(IP6X)仕様とした。GPSに加え、GLONASSや準天頂衛星「みちびき」に対応した上、Wi-Fiや携帯電話基地局の位置情報も組み合わせ、高い精度で測位できるという。家族はスマートフォンの専用アプリを通して、離れた場所から子供の位置を検索できる。
端末の中央のボタンを押すと、その時点の位置情報をスマートフォンに通知する「いまどこ検索」や、あらかじめ指定したエリアから出入りしたことを通知する機能「ついたよ通知(GPS)」などの機能も備えた。また、一定間隔で自動的に測位をしたり、3日分の移動履歴を残したりする機能もある。
ソフトバンクでは、子供やお年寄りの見守り用途に加え、クルマやバイクの盗難防止などに役立つとしている。本体と2年間の通信料金をセットにして販売する予定。ソフトバンク以外のユーザーでも利用できる。
この記事は、地図と位置情報のニュースを中心とした情報サイト「GeoNews」から転載したものです。URLはこちら。
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