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ポケモンGOの本当にあった怖いかもしれない話(1/2 ページ)

» 2020年08月17日 20時14分 公開
[ITmedia]

 それはとても暑い日の昼下がり。iPhone片手に冷房の効いた部屋でソファーに寝転がり、「Pokemon GO Fest 2020」の振替イベントを楽しんでいると、不思議なことが起こりました。

最終進化形のリザードンも出現しました

 午前11時にイベントが始まり、「クイタラン」や「ダルマッカ」「リザードン」などを捕獲していると、いつの間にか手持ちのモンスターボールが残り少なくなっていました。イベントはまだ3分の1を過ぎたばかり。色違いポケモンの出現に備えて「ハイパーボール」は温存することにして、自宅からアクセスできる唯一の「ポケストップ」を頼りに節約プレイに徹していたとき、そのポケモンが目に止まりました。

 「エイパム」。そういえば午前中からそばにいた気がします。一度タップし、色違いではないことを確認して逃げたのですが、それから30分は経過したはずなのに消えていません。

 野生のポケモンは30分で消える。これはお台場が「ラプラス」で有名になった頃からの常識です。あるいはロングソース(ポケモンが1時間出現するソース)なのか、それとも同じように見えて別のエイパムに切り替わっていたのか。

 しかしボールが今にも枯渇しそうなスリリングな状況で、通常色のエイパムに使うモンスターボールなどありません。「ハリーセン」や「チョンチー」「アンノーン」といった色違い実装済みのポケモンたち。そして「ほしのすな」ボーナスがおいしい進化形「カメックス」捕獲が優先です。

 ボールはじわじわと減っていき、午後1時前にはイベント対象ポケモンですら、タップして色違いでなければ逃げる「タップ&ゴー」で対応する事態に。それでも外へモンスターボールを回収しにいくという選択肢はありません。暑いので。

 結果として、笑顔で上下に揺れるエイパムを、私は無視し続けることになってしまったのです。

 イベント終了時、エイパムはまだ近くにいました。「何かおかしくなっているのかな。Nianticだし」。そんな風に考えていました。

エイパム再び

 夜になり、近所のジムをチェックしようとポケモンGOを起動すると、エイパムは……いません。ホッとしたのも束の間、エフェクトとともにアバターのすぐ後ろにエイパムが現れたではありませんか!

背後にエイパム

 「怖いな〜、怖いな〜、なんかイヤだな〜」と思いながらタップすると、CP1050の通常色。おそらくイベント中に見たエイパムと同じ個体です。普通は30分で消えるポケモンが一日中出ているなんて。

 帰宅した家人に事の次第を伝えると、驚いた表情で意外な言葉を口にしました。

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