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医師の“暴言”で物議 医療相談サービス「LINEヘルスケア」再発防止策を発表

» 2020年08月26日 16時00分 公開
[ITmedia]

 医師に悩みを相談できる有料サービス「LINEヘルスケア」で、相談したユーザーが医師から「ガキンチョ」など言われたことを明かし、物議をかもしていた問題で、運営元のLINEヘルスケア社はこのほど、再発防止策を発表した。医師の対応品質を定期的に検査したり、相談内容をチェックする際のNGワードを見直すといったこと対策を採るという。

 LINEヘルスケアをめぐっては、ユーザーが医師から「言葉にできないやつはガキンチョ」「よくいる世間知らずの10代の女の子」などというメッセージを受け取っていたことが8月2日に明らかになり、医師の対応や質についての疑念が出ていた。運営会社はこのやりとりを事実と認めて同日中に謝罪し、問題の医師の利用を停止した。

 同社は8月20日、再発防止策を発表。(1)医師のLINEヘルスケア登録時のテスト内容の見直し、(2)相談内容に問題発言がないかチェックするモニタリングの際のNGワードの見直し、(3)専門診療科目の掲載ルール見直し――などを通じて再発防止を図るとしている。

画像 再発防止策

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