位置情報ゲーム「Pokemon GO」や「Ingress」などを運営する米Nianticは9月3日、9月7日からの1週間、ほとんどの社員に休暇を取らせると発表した。コロナ禍で疲弊した社員の心身の健康ケアが目的。休みの期間中のゲームは一部の社員で担い、彼らは年明けに同様の休暇を取るという。
同社は、新型コロナウイルス感染症流行を受け、プレイヤーが自宅から移動しなくてもある程度遊べるよう、ゲームの仕様を変更したり新機能を追加するなどの対応を行ってきた。
7月と8月に開かれた「Pokemon GO Fest 2020」(ポケモンGOフェスト)は多くのユーザーが楽しみ、7月のPokemon GOの収益は、全世界のモバイルゲーム市場で最多だったと報じられている。
こうした中、「世界各地に存在するNianticの社員たちは、リモートワークを続けながら、新しい日常に適応し、これらの体験を実現するために懸命に働いてきた」と同社は説明。「社員の健康と幸福の重要性も認識した」という。
「今は多くの人にとって困難な状況であり、メンタルヘルスとウェルネスに投資することがこれまで以上に重要」と判断し、「それぞれが充電や断捨離を行ったり、自分自身または大切な人をケアする時間が取れるようにした」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR