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» 2020年09月17日 14時36分 公開

ペンにしか見えない全天球カメラ「IQUI」はカジュアル特化の「THETA」か(1/2 ページ)

ペンにしか見えない全天球カメラ「IQUI」(イクイ)が登場した。リコー発のスタートアップカンパニーであるベクノスの製品で、THETAの元開発者がCEOを務めている。

[荻窪圭,ITmedia]

 リコー発のスタートアップカンパニーであるベクノスは9月16日、ペン型全天球カメラ「IQUI」(イクイ)を発表した。リコーが販売している「THETA」のカジュアル版のような位置付けで、価格は2万9800円(税別)。10月1日に発売する。

ペン型全天球カメラ「IQUI」

 IQUIは「生活の中に溶け込む全天球カメラ」をゴールとして開発された。最初に決まったのは「ペン型」という形状で、それを実現するために4眼の光学系になった。詳細はセンサーサイズもレンズの構造も非公表ということで教えてもらえなかったが、ペン状ボディのトップに天井を撮影するカメラ、その下に横と下方向を担当するカメラが120度ずつ全部で3つ配されている。

IQUIのカメラ部分。天面に1つ。その下に3つのカメラを内蔵し、撮影すると4枚の画像をこのスティック内で合成する

 THETAは前後に魚眼レンズを搭載した2眼だったが、レンズも大きく飛び出ていたので傷つけやすく、デザインもペン型とはいえない。IQUIは一から設計し直し、レンズの数を増やしたことでカメラ1つあたりが担当する画角を制限、レンズが飛び出すことなく、このサイズに収まったのだろう。

 ボディにはスイッチが3つある。電源とシャッター、動画/静止画の切り替えだ。THETAにはHDRや露出補正、セルフタイマーなどカメラ的な機能も持っていたが、IQUIはそれがない。さっと取り出し、電源を入れてサッと撮るという使い方を想定している。

ボディは非常に細い。製品名や会社名も入ってない
軽快さを生かしてさっと取り出し、電源を入れてサッと撮る

 全天球カメラで撮影した画像は1枚のJPEGになるが、それを全天球として解釈して鑑賞できるソフトやWebサービスはまだ少ない。このため、ベクノスではどのアプリやサイトでも楽しめるMP4形式の動画で出力しようと考えた。そのためのアプリが「IQUISPIN」だ。

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