NTTデータの海外グループ会社・NTT DATA Servicesは9月5日、新型コロナウイルスの画像診断AIの開発などに必要なデータをまとめた「新型コロナウイルスデータレポジトリー」を、同社が医療機関向けに提供している画像アーカイブソリューション「Nucleus for UCA」に追加したと発表した。
同ソリューションを利用している医療機関や画像診断AIの開発者は、無償で利用できる。
Nucleus for UCA(Nucleus for Unified Clinical Architecture)は、医療機関などから提供された匿名化済み医療画像データを基に、医療画像診断用AIの開発に適したデータを集約して提供するソリューション。1000以上の医療機関に提供しているという。
新型コロナウイルスデータレポジトリーは、パートナー病院などがアップロードした新型コロナウイルスのデータに、同社独自のアルゴリズムなどを活用してアノテーション(関連情報の注釈)を付与し、医療画像AI開発に適したデータにしたもの。
医療機関や画像診断AIはこのレポジトリーを、新型コロナウイルス感染症の画像診断アルゴリズム開発に活用できる。
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