米Googleは10月9日(現地時間)、Web会議サービス「Google Meet」の新機能「ブレイクアウト セッション」を教育機関向けプロダクティビティスイート「Google Workspace(旧G Suite) Enterprise for Education」に追加したと発表した。同日から数日をかけてロールアウトしていく。年内には他のGoogle Workspaceエディションでも使えるようにする予定。
ブレイクアウト セッションは、MeetでのWeb会議中に、参加メンバーをブレイクアウトルーム(小会議室)に分ける機能。授業中に生徒を小グループに分け、グループディスカッションをさせるような目的に使える。小会議室に分けられたメンバーは、簡単に元の会議に再参加できる。
この機能は、教育者からの要望が非常に多かったという。生徒を小グループでのディスカッションに参加させることで、授業への積極的な参加を促せるとしている。
1回の会議で最大100の小会議室を作成でき、モデレーター(教師)は参加者をランダムかつ均等に分けることも、名前で指定して分けることもできる。
米MicrosoftのWeb会議サービス「Teams」にも、同様の別室作成機能が10月中に提供の予定だ。
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