大日本印刷は10月12日、スマートフォンでクルマを施錠・解錠できるデジタルキーのプラットフォームを開発・提供すると発表した。DNPのデータセンターで暗号鍵や電子証明書を生成し、車載機やスマートフォンなどに安全に配信する仕組みだ。
この10月から、自動車メーカーやデジタルキー用車載機メーカーに開発環境を提供し、2023年ごろをめどに「デジタルキーセンター」の構築を目指す。
自動車向け・スマートフォン向けそれぞれで、デジタルキーサーバを構築。デジタルキー用の暗号鍵や電子証明書を発行・更新したり、デジタルキーの状態を管理する。
車載器用のNFCモジュールも提供。車載機用のセキュアエレメント(半導体製品)は、業界団体Car Connectivity Consortium(CCC)が策定したグローバルな標準仕様に準拠する。
さらに、ドアハンドル以外にも実装できる多様な形状のNFCモジュールを提供する他、NFCとワイヤレス充電器Qiの一体型モジュールの提供も検討するという。
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