特別定額給付金の通知を装ったフィッシングメールが増えているとして、フィッシング対策協議会は10月15日、注意を呼び掛けた。本文中のURLからフィッシングサイトに誘導し、氏名や生年月日などの入力を促すという。
偽メールの件名は「二回目特別定額給付金(新型コロナウイルス感染症緊急経済対策関連)」など。給付金の支給には申請が必要だとして、偽サイトのリンク(https://kyufukin.●●●●.online/)に誘導する。
誘導先の偽サイトでは、総務省やマイナンバーカードのリンクが貼られた申請フォームが表示され、氏名や生年月日の入力、通帳やキャッシュカードの画像をアップロードするよう求められるとしている。
偽サイトは15日午前10時時点で稼働中であるとして、フィッシング対策協議会はメールやSMS内のリンクから偽サイトにアクセスしないよう呼び掛けている。
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