試遊のときは短時間しかプレイできなかったASTRO's PLAYROOMだが、今回はじっくり取り組むことができた。といっても、今回紹介できるのはその複数あるステージのうちの1つ「COOLINGリゾート」。DualSenseの独自機能であるハプティックフィードバックとアクティブトリガー、さらにジャイロ、マイク、タッチパッドを駆使してプレイする。
このゲームをプレイすることで、ユーザーはDualSenseの機能を体感し、ボタンの使い方を覚えるわけだ。SIE JAPAN StudioのASOBIチームによるゲームなだけあって、よくできたチュートリアルだが、それ以上の魅力があり、しばらくはこれだけで遊べそうだ。
僕はあまり長時間ゲームをする人間ではないのだが、その理由の一つに気が散りやすいというのがある。ちょっとしたことで気がそれてしまい、ゲームに集中できないのだ。だが、PS5でのゲームプレイではそういったことが皆無に近い。超高速SSDによる瞬時のリロード、触感、振動、音が伝わるフィードバックの連続によって、飽きることなくゲームを続けていられる。敵にやられても瞬時にリスタートするから、醒めずに続けられる。
PS4のときは話題になるゲームを結構買ったのだが、最初の山場すら乗り越えられずに挫折してしまう、ゲーマー不適格者だったが、PS5ならやれそうな気がするのだ。
ついついCOOLINGリゾートをクリアするまでやってしまい、締め切り時間を大幅に過ぎてしまった。大いに反省したい。
ところで、COOLINGリゾートの入り口は、PS5の冷却システムの根幹をなす独自の大型ファンをモチーフにしていることに、今になって気づいた。これは、愛だなあ。
そうそう、「実行」が○ではなくて×なのにはなかなか慣れずに、キャンセル動作を多発していたのだが、1日で自然に指が動くようになった。これも、COOLINGリゾートをステージクリアできるまでがんばった成果だ。この世界では努力は報われるのである。
もう一つ追記しておきたい。今回の貸し出し機にはついてこなかった「メディアリモコン」。これの日本での詳細が明らかになっていた。メディアリモコンには4つのダイレクトボタンがあり、それぞれ「Disney+」「Netflix」「YouTube」「Spotify」に割り当てられている。このうちDisney+ボタンは動作しない仕様となっている。
日本で発売初日から利用できるサービスは、Apple TV、Netflix、Spotify、Twitch、YouTubeに加え、Amazon Prime Video、DMM.com、Hulu、U-NEXTが挙げられている。この中にDisney+はない。日本のDisney+が米国版と異なり、改修が必要なため、しばらくは利用できない状態が続くものとみられる。
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