ITmedia NEWS > 製品動向 >
速報
» 2020年11月19日 11時57分 公開

M1 Mac、「TensorFlow」の新Mac版でのトレーニングが従来の7倍速

Appleが、M1チップ搭載Macの発売に合わせ、Googleの機械学習プラットフォーム「TensorFlow」のmacOS版フォークをアップデートし、GPUに対応させた。ベンチマークでは、M1搭載MacBook Pro上の新バージョンは、Intel搭載MacBook Pro上の旧バージョンより7倍高速という結果だった。

[ITmedia]

 米Appleは11月18日(現地時間)、Macに最適化した「TensorFlow 2.4」のmacOS向けフォークのプレリリース版をGitHubで公開したと発表した。

 TensorFlowは米Googleが2015年にオープンソース(Apache License 2.0)で公開した機械学習プラットフォーム。ツール、ライブラリ、コミュニティリソースを備え、Linux、Windows、macOS、Android、iOSをサポートする。

 これまでのMac版TensorFlowは、MacでのトレーニングでCPUのみを使っていたが、新バージョンは「ML Compute」を活用することで、CPUだけでなく、GPUも最大限に活用する。これはIntel Macだけでなく、M1搭載の最新モデルでも可能だ。

 例えば、M1搭載の13インチMacBook Proでのトレーニングは、ベンチマークで従来の最大7倍高速という結果だった。

 m1

 ML ComputeをTensorFlowおよびそのアドオンのバックエンドとして使うために、既存のスクリプトを変更する必要はない。新バージョンを使うには、AppleのGitHubリポジトリからTensorFlow 2.4フォークをダウンロードし、インストールするだけだ。

 Googleは、この新バージョンをTensorFlowのマスターブランチに統合する予定だ。

Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.