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「富岳」使って開発したフェイスシールド、設計データ公開 3Dプリンタで誰でも作れる

» 2020年12月08日 15時29分 公開
[ITmedia]

 理化学研究所とサントリー酒類、凸版印刷は12月8日、スーパーコンピュータ「富岳」による飛沫感染シミュレーションの結果を踏まえてデザインした、飲食用フェイスシールドの設計情報を、オープンデータとしてWebサイトで公開した。3Dプリンタと必要な素材があれば、誰でもフェイスシールドを作ることができるとしている。

画像 フェイスシールドのイメージ
画像 公開されたデータの一部(PDFより)

 眼鏡とマスクが一体化したデザインで、眼鏡のツル部分を耳にかけて装着する。飲食時は、口元のマスク部分をワンタッチで開閉できる。

 設計データは、凸版のWebサイトで、フレームとシールドに分け、STLやPDFなどの形式で公開した。

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