アドテクノロジー事業などを展開するログリーはこのほど、Cookieに依存しない広告配信ロジック「インテントキーワードターゲティング」を開発し、ネイティブ広告プラットフォーム「LOGLY lift」に搭載したと発表した。文章を解析して関連する広告を表示する手法で、自然な流入が促せるとしている。
コンテンツの文脈から特徴的なキーワードを抽出し、キーワード単位でコンテキストターゲティングできるロジック。例えば、海外旅行に関する記事から、「海外」「旅行」のワードを抽出し、関連する広告を表示する。広告の配信先はあらかじめキーワード指定できる。
ターゲティング広告を配信する際は一般的に、サードパーティCookieが使われてきたが、ユーザーが気づかないうちに行動履歴を集めてしまうなどのプライバシー問題が指摘され、ここ数年、規制の動きが強まっている。
ログリーは「今後もユーザーのプライバシー保護を考慮した広告技術の研究開発に取り組み、『嫌われない広告』を実現する」としている。
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