LINEのブランドカラーの緑の色味が12月のアップデートで変わり、アプリアイコンの色も変わった。従来の緑より少し明るく、青みを増した緑になり、15日にはTwitterトレンドトップに「LINEの色」が入るなど、ユーザーを驚かせている。
なぜLINEは「色」を変えたのか。公式ブログでデザイナーチームが明かしている。
色を変えた狙いは、さまざまなサービスが詰まった画面をよりシンプルに見せ、コンテンツに集中できるようにすることだ。
LINEは2011年の開始以来、漫画、音楽などコンテンツサービスやモバイル決済サービスなど、多種多様なサービスを追加してきたが、従来のデザインのままで追加が続いたため、画面が複雑に見えて情報が読みづらくなっていた。
新デザインでは、トップ画面上段にあったネイビーのヘッダーを白に変えることで、より明るく画面が大きく見えるようにした。従来のLINEの緑は、ネイビーを考慮した色だったため、ホワイトがメインの画面に合うように、グリーンの明度と彩度を調整したという。
デザインのリニューアルプロジェクトは3年ほど前に開始。200枚を超えるデザインテストから、新たなデザインを決めていったという。
微妙な色の変化のため、ユーザーからは「気づかなかった」という声も。気づいたユーザーは「この色のほうが好き」「違和感があってなかなか慣れない」など、さまざまな感想が出ている。
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