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» 2020年12月18日 17時12分 公開

Google、IoT向けOS「Android Things」から撤退 採用製品増えず

Android開発者をIoTに引き込む作戦は失敗に終わった。

[笹田仁,ITmedia]

 米Googleは12月15日(米国時間)、IoT端末向け汎用OS「Android Things」の開発と提供を2022年1月5日で終了することを開発者に向け公表した。

 Android Thingsは、「Project Brillo」という名称で開発が始まっていたプラットフォームを発展させ、16年12月に発表したもの。Androidと共通のAPIや開発ツールなど提供することにより、スマートフォン向けAndroidアプリの開発者をIoT端末の開発に引き込むことを狙ったが、採用製品は少数にとどまり、19年12月には対象をスマートスピーカーとスマートディスプレイに絞ると発表していた

photo 使用する機能に合わせてOSを提供する「Android Things Console」。画面上部に、22年1月5日で停止するという警告が見える

 21年1月5日に、開発用ボードコンピュータ2種類(「NXP i.MX7D」と「Raspberry Pi 3B」)を対象としたプロジェクトの新規作成が不可能になる。OSイメージの提供や、OSのアップデートは続けるが、22年1月5日には使用する機能に合わせてOSを提供するAndroid Things Consoleが停止する。

 セキュリティパッチの提供は19年8月にすでに終了しており、今後はAndroid Things Consoleを通し、バグ修正や性能改善の修正ブログラムをしばらくの間提供するとしている。

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