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» 2020年12月22日 08時49分 公開

Adobe、Premiere、Rush、AuditionのM1 Macネイティブβ版公開

After EffectsのM1最適化は20201年中。

[松尾公也,ITmedia]

 米Adobeは12月21日(米国時間)、ビデオ編集ソフトの「Adobe Premiere Pro」「Adobe Premiere Rush」、オーディオ編集ソフトの「Adobe Audition」をApple Silicon「M1」プロセッサを搭載したMacに最適化したネイティブバージョンをβ公開した。同社は既にPhotoshop、LightroomのM1ネイティブβ版を提供している。

 新たに加わったM1ネイティブβはいずれも英語版で、一部機能に制限がある。これらのM1ネイティブ製品版は2021年前半に提供予定。After EffectsとCharacter Animatorは、2021年中にApple M1ネイティブ対応を予定している。

 M1搭載13インチMacBook Pro上で動作するPremiere ProのM1ネイティブ版はH.264のエンコードで16インチIntel MacBook Proに近い性能を出し、機械学習を多用するシーン編集では16インチIntel MacBook Proの4倍以上の速度を出した。なお、サードパーティー製品と連携する機能については制限されている。

photo H.264のエンコードでの比較
photo シーン編集での比較

 Premiere RushのM1ネイティブ版には、コアエディット機能、H.264サポート、Rushの内蔵ライブラリでタイトルとオーディオを追加する機能が含まれており、M1デバイスでプロジェクトを作成し、ローカルでエクスポートする機能がある。H.264以外のフォーマット、デバイス間のプロジェクト同期、SNSへのエクスポートは将来のβ版で提供予定。

 AuditionのM1ネイティブβ版では、スペクトル周波数表示時の編集がリアルタイムで滑らかに追従するようになった。オーディオエフェクトの多くの性能も向上している。ビデオ再生、拡張パネル、サードパーティー製のフォーマット、統合機能は未サポート。

photo オーディションのM1β版はスペクトル周波数の16K FFTを滑らかにリアルタイム表示する

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