平井卓也デジタル改革担当相は12月25日、「デジタルの日」を2021年10月10日と11日にすると発表した。21年9月1日のデジタル庁(仮称)創設を記念してオンラインイベントなどを開催する予定。22年度以降は「国民の意見を聞きながら検討する」としている。
政府は同日、デジタル庁(仮称)に関する基本方針と、同庁を21年9月1日に創設することを閣議決定。デジタルの日は「デジタル庁創設のお祝いの日にする」(平井氏)という。
デジタルの日を巡っては、デジタルを表す「1」と「0」を組み合わせ、1月1日(元旦)や10月10日(かつての「体育の日」)、11月11日(中国の「独身の日」)などの候補から政府の意見募集サイト「デジタル改革アイデアボックス」で候補日の投票やイベントの企画案を募集していた。
平井氏は同日の会見で「デジタルがいかに可能性があるのか、楽しく生きるためにデジタルを使えると国民と共有できる日にしたい」とし、「来年9月1日に発足してもデジタル庁をPRする機会がない。この機会を通じてデジタル庁がやろうとする仕事についても情報共有できるような仕掛けを考えたい」と述べた。
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