KDDIは1月12日、au、UQ mobileから電話番号はそのままで他社の通信事業者に乗り換える際の手数料(MNP転出手数料)3000円を4月1日に廃止すると発表した。店頭、Web、お客さまセンターの窓口に関わらず、手数料を無料にする。
3月31日以前にMNP予約番号を取得しても4月1日以降の転出となる場合は、MNP転出手数料はかからないとしている。
MNP手数料の撤廃などを含む携帯料金の引き下げを巡っては、総務省が2020年10月、手数料の無料化やSIMロック解除の推進などを大手キャリアに促すアクションプランを発表。
これを受けて同年12月にKDDIは、auとUQ mobile間の乗り換えで契約解除料やMNP転出手数料などを無料にすると発表。NTTドコモの「ahamo」やソフトバンクの「SoftBank on LINE」のようなシンプルで低価格かつ大容量なプランの詳細については、21年1月に発表予定としている。
KDDI、2021年1月に新プランを発表へ 高橋社長「利用者に選ばれるプランを」
「ahamo」のインパクトに勝てず“炎上”――KDDIが「分かりにくい割引」をやめなかった理由
auの新プランに「期待外れ」の声 条件付き割引に落胆 ahamoと比べると「微妙」?
ソフトバンクとKDDI、サブブランドへの乗り換え手数料を0円に 2021年から
UQ mobile、月20GBで3980円の新プラン 21年2月以降に提供へCopyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR