コロナ禍を受け、オンラインで開催される「さっぽろ雪まつり」の詳細が1月19日に公表された。「オンラインさっぽろ雪まつり2021〜みんなでつくる雪まつり〜」と題し、2月4日〜28日にかけて特設サイトで展開。市民によるフォトコンテストや、雪像づくりのレポート、過去の雪まつりをまとめた動画などを発信する他、市内の街頭ビジョンでの動画配信も行う。
「さっぽろ雪まつり」は北海道札幌市の冬の風物詩。1950年にスタートし、例年2月に行われてきた。大通り公園に巨大な「大雪像」や中小の雪像が、「すすきの会場」には多数の氷像が設置され、多くの観光客を集めてきたが、今年はコロナ禍のためオンラインで開催することが決まっていた。
オンライン雪まつりでは、「北海道の雪・札幌の雪」を題材にした写真投稿コンテスト「さっぽろ雪フォトまつり」を行ったり、「大倉山ジャンプ競技場」などで小・中型の雪像を制作してその風景を発信したり、雪まつりの秘蔵映像をまとめたショートムービーを公開したり、過去の雪まつりの大通会場の360度ビューを配信したり、限定グッズのオンライン販売などを行う。
2月4日には、オンライン雪まつりを盛り上げるYouTubeライブ番組「ここが見どころ!オンラインさっぽろ雪まつり2021〜みんなでつくる雪まつり〜」 を配信する。
また、大通公園・札幌駅前通で11月下旬から行っている「さっぽろホワイトイルミネーション」は、2月28日まで会期を延長する。
札幌観光協会は、「地元の中高校生が設置した6つの雪像をきっかけに始まった雪まつりの原点にかえり、感染症拡大リスクを抑えながら、市民参加型のイベントを創出し、この冬ならではの楽しみを提供する」としている。
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