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» 2021年01月19日 18時31分 公開

京大、全職員と学生の個人情報を誤って閲覧可能に システム改修時のミスに半年間気付かず

京都大学が全教職員と学生の計4万人の個人情報が外部から閲覧できる状態だったと発表。学内の情報システムを改修した際のミスが原因で、公開状態のまま約半年間放置されていた。現時点で、個人情報の不正利用などの報告は入っていないという。

[ITmedia]

 京都大学は1月19日までに、全教職員と学生の計4万人の氏名やメールアドレス、学内システムにログインするためのIDとパスワードが外部から閲覧できる状態だったと発表した。2020年6月に学内の情報システムを改修した際のミスが原因で、公開状態のまま約半年間放置されていた。現時点で、個人情報の外部流出や不正利用の報告は入っていないという。

photo 京都大学のキャンパス(出典:大学の公式ページ)

 システムを改修した際に施工業者が個人情報へのアクセス制限をかけ忘れていた。同大のシステム担当者もチェックを怠っていたという。職員が年明け後の1月4日にミスを発見し、設定を変更した。これを受け、大学側は18日までにパスワードの変更を求めるメールを送信した。

 大学側は「チェックができていなかった。情報セキュリティ対策の整備を急ぎたい」とした上で、「現時点で情報の悪用は確認されていないが、フィッシングメールやスパムメールが届いた際は大学の窓口に連絡してほしい」と話している。

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