米Microsoftは2月25日(現地時間)、Mac向け「PowerPoint」に「Presenter Coach」という機能を追加した。スライドに合わせてプレゼンテーションする声をクラウドのAIで分析し、修正すべき点を指摘する機能で、2020年6月に「PowerPoint for the web」でプレビュー公開したもの。βチャンネルのバージョン16.47以降で利用できる。
Presenter Coachは、PCにつながったマイクで話者の声を拾い、その音声をクラウドのAIにリアルタイムで解析させ、修正すべき点を指摘する。早口になってしまったり言いよどんでしまったときや、スライドにある文字をただ読み上げているだけになってしまったときなどに、アドバイスを表示する。
利用するには、プレゼンテーションで使用するPowerPointファイルを開いて、「Slide Show」(スライドショー)タブの「Rehearse with Coach」(コーチと一緒に練習する)をクリックする。
「Start Rehearsing」(練習を始める)というボタンがあるダイアログが現れるので、このボタンを押してプレゼンテーションを始める。リアルタイムのアドバイスを見たいときは、リハーサルを開始時のダイアログにある「Show real-time feedback」(リアルタイムのアドバイスを見る)にチェックを入れる。
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