コンビニATMを展開するイーネットは3月23日、同社の公式Twitterアカウントが何者かに乗っ取られ「全口座を閉鎖する」「ハッキングされたと騒ぐな」など、意図しないツイートが投稿されたとして謝罪した。ATMの運営やユーザーへの影響はないという。
意図しない投稿があったのは同日午後4時50分ごろから。Twitterアカウントのプロフィールが書き換えられた他「経営不振により全口座を閉鎖させていただきます」「二段階認証もせずにハッキングされたと騒ぐな」など、Twitterアカウントのセキュリティ対策における設定の甘さをあおるようなツイートが数件投稿された。同社は「当社は銀行ではないため口座は持っていない」と一部内容を否定。しかし、Twitterアカウントの二段階認証は設定していなかったという。
同社はTwitter社にアカウントが乗っ取りを受けたと報告し、対応を依頼。警察にも相談したが、24日正午の時点ではまだアカウントを取り戻せていない。
Twitterユーザーに対しては「当社からダイレクトメッセージを送ることはない」とし、リンクを開いたり返信したりしないよう呼びかけている。
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