ソニーPCLは4月12日、都内の撮影スタジオ「東宝スタジオ」にソニー製の8K/440インチLEDディスプレイシステムを設置し、「バーチャルプロダクション」の手法を使った制作ソリューションについて、研究開発を行うと発表した。
【訂正:2021年4月12日 午後3時 初出時、見出しが誤っておりました。お詫びして訂正いたします。】
ディスプレイに背景映像を流し、手前に実写の人物やオブジェクトを設置して再撮影することで、CGと実写を組み合わせた、後処理不要の映像制作を実現する。
東宝スタジオは世田谷区内にある国内最大規模の撮影スタジオ。このスタジオを使うことで、スケール感のある多角的なバーチャルプロダクション手法の研究開発を行える他、CM・ドラマ・映画なども可能になるとしている。4月から期間限定で取り組む。
ソニーPCLが、スタジオブロス、モデリングブロスとの3社で進めてきた「LAB.」活動の一環。昨年8月からソニーPCL本社(品川区上大崎)で展開してきた、ゲームエンジンを活用した映像表現の追求や映像ソリューション開発の加速が狙いという。
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