米Googleは4月20日(現地時間)、3月22日に発生した大規模なAndroidアプリ障害の原因となった「WebView」の問題の原因と対策についてまとめた報告書(リンク先はPDF)を公開した。
問題はChromeとWebViewの「experiment & configuration」のバグだった。これにより、WebViewを組み込んだAndroidアプリが不安定になり、クラッシュしたと説明。このバグを修正する更新は、既にGoogle Play経由で配布した。
この問題を受け、WebViewのシステムコンポーネントに関する変更管理とロールアウトポリシーを改善する。そのために、WebViewと本番環境に対応するために関連する依存関係を監査し、WebViewに「セーフモード」を実装し、テストの展開プロセスを改善する。
Googleは、「サービス中断を防ぐために改善に取り組んでいる。ご協力に感謝する」としている。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR