米Twitterは4月29日(現地時間)、第1四半期(1〜3月期)の決算を発表した。売上高は前年同期比28%増の10億3600万ドル、純利益は6800万ドル(1株当たり8セント、非GAAPベースでは16セント)だった。前年同期は840万ドルの赤字だった。mDAU(広告を閲覧した、収益につながる日間アクティブユーザー数)は20%増の1億9900万人で過去最高を更新したが、増加速度は鈍化した。
売上高、純利益ともにアナリスト予測(10億3000万ドル、14セント)を上回ったが、mDAUは予測の2億人に届かなかった。
広告の売上高は前年比32%増の8億9900万ドルと好調だった。ダイレクトレスポンス広告の1つ、モバイルアプリケーションプロモーション(MAP)サービスからの売り上げが支えた。iOSアプリで米Appleの「SKAdNetwork」を統合したことにより、MAPでリーチするiOS端末の総数が30%増加したとしている。
第2四半期については、売上高は9億8000万ドル〜10億800万ドル、営業損失を1億7000万ドル〜1億2000万ドルと予測した。「パンデミックが改善し、iOS 14.5に関連する変更による影響がわずかだと想定すれば、2021年の総売上はコストより速く成長すると予想している」という。
Copyright © ITmedia, Inc. All Rights Reserved.
Special
PR